職場の人間関係は大変?日本型リーダーシップの条件

今回解説する本はこちら

『タテ社会の人間関係』中根千枝

『タテ社会の人間関係 - 単一社会の理論』

著者:中根千枝
発売:1967年2月
出版:講談社
頁数:189

この本のポイントと目次

  • 本書は、現代社会で生きづらさを感じる日本人は読んでもらいたい名作。
  • 日本の社会構造の本質を鋭く捉えたロングベストセラー。
  • 労働組合、先輩後輩、日本型リーダーシップなどの具体例がわかりやすく、今でも通用。
  • ビジネスパーソンは必読。これを読まずに組織を語れない!

著者の中根千枝氏は、東京大学文学部東洋史学科卒業。ロンドン大学で社会人類学を専攻。
研究対象は、インド、チベットおよび日本の社会組織。著書には、『適応の条件』『タテ社会の力学』『家族を中心とした人間関係』など。

日本のインテリが「西欧社会」というものを、本を通したステレオ・タイプのイメージで受け取っていた(中略)西欧社会というものが、先進国というラベルのもとに驚くほど単純化され、西欧の諸社会に内在する複雑性を実態として把握する立場になかった...
著者より

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目次

  1. 序論(日本の社会を新しく解明する ほか)
  2. 「場」による集団の特性(集団分析のカギー「資格」と「場」ほか)
  3. 「タテ」組織による序列の発達(イギリス・アメリカとの比較 ほか)
  4. 「タテ」組織による全体像の構成(対立でなく並立の関係 ほか)
  5. 集団の構造的特色(日本的集団の弱点と長所 ほか)
  6. リーダーと集団の関係(制約されるリーダーシップ ほか)
  7. 人と人との関係(契約精神の欠如 ほか)
  8. おわりに

おすすめ解説動画:12分36秒

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